概要
FreeNAS“FreeNAS-11.1-U6”を使って、iSCSIから接続する共有ストレージとして使用する。
Hyper-Vクラスタ(WSFC+Hyper-V)のFreeNASを共有ストレージとして、 iSCSIのマルチパスで接続のための設定を Server1 と Server2 で実施する。
構成
この構成のWindowsServerでiSCSIイニシエータ設定する手順となる。

ボリューム接続構成
| 論理ディスク | 容量 | 設定 |
| クォーラム | 1GB | ドライブ文字:なし |
| 共通ボリューム | 100GB | ドライブ文字:なし |

※FreeNAS設定は前回の内容で実施している。
事前準備
Windowsの機能 "マルチパスI/O" を追加している状態とする。

iSCSIターゲットの登録手順
MPIO設定
[ツール] から[MPIO]を起動する。

起動後の画面

[マルチパスの検出]タブに移動します。

[iSCSI デバイスのサポートを追加]にチェックを入れ、[追加]をクリックします。
その後、サーバを再起動させます。

再起動後に「MSFT2005iSCSIBusType 0x9」というようなものが表示されたことを確認できます。

iSCSI Target を追加する
[ツール] から[iSCSI イニシエータ]を起動する。

※初回起動時やサービスが起動していないときで以下のようなプロンプトが表示されたら、
とりあえず、[はい]でつぎにすすみ、Microsoft iSCSI イニシエータサービスを開始します。

ISCSIイニシエーターのプロパティが開くと[探索]タブに移動します。
その後、[ポータルの探索]をクリックします。

iSCSIの IP アドレスを入力後、[OK] を選択し、ターゲットに登録されたことを確認する。


[ターゲット タブで [検出されたターゲット] にiSCSIドライブ表示さターゲットのステータスが [非アクティブ] であることを確認する。

一つ目のターゲットを選択して、[接続] を選択します。

[複数パスを有効にする]にチェックを入れて [OK] を選択します。

接続する全ターゲットの状態を[接続完了]にする。

iSCSIイニシエーターのプロパティ画面でターゲットを選択して、デバイスをクリックすると接続先のデバイス情報が確認できます。


論理ディスクの認識設定
(重要)クラスタ構成となるServer2がシャットダウン状態で、Server1側の設定を行います。
サーバーマネージャーのツールメニューから[コンピュータの管理] を選択し、
開いた画面で[記憶域]->[ディスクの管理] をクリックします。 [ディスクの管理]から新しいディスク2本がオフライン状態で認識されたことを確認します。
・ディスク1:クォーラム用 ・ディスク2:データ用

論理ディスクをオンライン化します。
ディスクの右クリックからメニューを開き、[オンライン] を選択します。

オンライン状態

※ディスクの初期化を行います。
表示で"初期化されていません"と表示されている場合は、右クリックからメニューを開き、[ディスクの初期化] を選択します。
パーティションは、とりあえずGPTの選択で問題ないかな。
ボリュームの作成を行います。

「次へ」をクリックします。

「次へ」をクリックします。

"ドライブ文字またはドライブパスを割り当てない"を選択して「次へ」をクリックします。
※WSFCで使用するためドライブ文字を割り当てないようにしている。

"ボリュームラベル"の枠にデフォルトの値"ボリューム"を削除して「次へ」をクリックします。
※WSFCで使用するためボリュームラベルは空白として未設定としている。

「完了」をクリックします。

[ディスクの管理]から新しいディスク2本がオンライン状態で認識されたことを確認します。

Server2を起動して、Server1と同じようにディスクのオンライン化を行いServer1と同じようなディスク管理の画面になるように設定します。

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