ブラウザ(chrome60 , IE11 , edge)毎のHTTPヘッダ情報の違いでを見てみる
~ chrome60 , IE11 , edge ~
構成
確認方法
1.クライアント(Windows10)から http://example.com へアクセスを行う
対象のブラウザは以下の3種類(1バージョンのみ)で確認
-chrome60 ※バージョン:60.0.3112.113
-IE 11 ※バージョン:11.540.15063.0 , 更新バージョン:11.0.45(KB4034733)
-edge ※バージョン:40.15063.0.0
2. クライアントでアクセス時にパケットキャプチャーを行いヘッダ情報を確認する
■確認結果
1.各ブラウザの実装の違いでHTTPrequest時のヘッダ内容や順序に違いがみられた。
ブラウザのバージョンの違い , パッチ適用時とかでもヘッダの増減や順序の違いはあるような気がする。
2.IEとedgeでは User-Agentの情報 , DNT情報の有無の違いがある。
IEではUser-Agentに32bit用IE/64bit用IE、タッチ対応可否などもヘッダに含まれるらしい
DNT:DNT - HTTP | MDN( https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTTP/Headers/DNT )
3.HTTP応答はブラウザ間での差分はない
※ブラウザによって、TCPセッションの扱いの差分のありそう。詳細は不明。。
・単一のTCPセッションでリクエストを行うブラウザ(chrome , edge)
・複数のTCPセッション接続を行ってリクエストを行うブラウザ(IE)
※各ブラウザ設定によってヘッダ情報が依存している可能性もあるかも。
■ブラウザ毎のヘッダ情報(キャプチャー情報)
①chrome60 ※バージョン:60.0.3112.113
〇HTTP要求時のヘッダ情報
〇HTTP応答時のヘッダ情報
②IE 11 ※バージョン:11.540.15063.0 , 更新バージョン:11.0.45(KB4034733)
〇HTTP要求時のヘッダ情報
〇HTTP応答時のヘッダ情報
③edge ※バージョン:40.15063.0.0
〇HTTP要求時のヘッダ情報
〇HTTP応答時のヘッダ情報
■User-Agent情報の抜粋
〇chrome
User-Agent: Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/60.0.3112.113 Safari/537.36
〇IE
User-Agent: Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko
〇edge
User-Agent: Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/52.0.2743.116 Safari/537.36 Edge/15.15063