備忘録/にわかエンジニアが好きなように書く

個人的にとりあえず仕組みを知るためにとりあえず動くまで構築や動作をみただけの単なる操作ログです。個人用の備忘録となり、最新の導入手順は個別に確認してください。 ※変な内容や間違いを書いているなどありましたらコメントやご指摘いただけると幸いです。

NetScaler ロードバランサ設定④通信パケットのキャプチャ

NetScaler 通信パケットのキャプチャ

■接続イメージ(WebServerとNetscalerが同セグメントで接続)  

    f:id:pocket01:20170730221154p:plain

※NetScaler02のSNIPは初期設定上で使用。HA設定後はNetScaler01のアドレスが設定される。

■キャプチャポイント

 1.クライアント~NetScaler間のパケット

 2.NetScaler~WebServer間のパケット

 

■確認

 NetScalerのキャプチャ機能を使用して、NetScalerを経由するパケットをすべてキャプチャしてみたが、

 ロードバランサとしての(ほぼ)初期設定状態では、パケットにヘッダを追加するような動作はない。

※一応影響有無は不明なので、rewriteは有効化にしています。

 

■キャプチャ手順

1.ログイン後のconfigurationタブを選択

2.左側メニューで "System > Diagnostics"を選択する

3.項目"Technical Support Tools"のStart new traceをクリックする

4.キャプチャー設定

  1-1) Packet Size : 0  すべてのデータ部の値まで取得

  1-2) "Capture trace in .pcap format "に✔を入れる 

    ※重要:Wiresharkで開いて確認するため。 cap形式は開かなかった。

  3)File Size:任意 取得する時間や通信量で設定(今回は少ないので初期値:1024)

5.一番下の[Start]ボタンをクリック ※取得準備が始まる

6.[ok]ボタンを押すと取得開始!

7.クライアントがらWebアクセスを実施

   ※キャッシュは消すこと。

    消さない場合レスポンスが 200OK ではない場合がある。

    (ローカルキャッシュから読み込んで304 の応答)

8.[Stop and Download]ボタンをクリックする。

9.ダウンロードするファイルの左側に✔を入れ、[Download]ボタンをクリックする。

10.キャプチャデータは必要に応じて削除する。

 


■確認(クライアント~NetScaler間のパケット)

 □該当TCPフローのみ抜粋

f:id:pocket01:20170801203105p:plain

 

□HTTPヘッダreply情報:NetScaler⇒クライアント

f:id:pocket01:20170801203100p:plain

 

□HTTPヘッダrequest情報:クライアント⇒NetScaler

f:id:pocket01:20170801203055p:plain

 


■確認(NetScaler~WebServer間のパケット

 □該当TCPフローのみ抜粋

f:id:pocket01:20170801203225p:plain

□HTTPヘッダreply情報:WebServer ⇒ NetScaler

f:id:pocket01:20170801203001p:plain

□HTTPヘッダrequest情報:NetScaler⇒WebServer

f:id:pocket01:20170801202955p:plain

 

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